INAC神戸、経営権を譲渡 チームや所属選手は変更なし

INAC神戸の経営権譲渡記者会見に出席した(左から)INAC神戸の安本卓史社長、アスコグループの文弘宣会長、大栄環境の金子文雄社長=26日、神戸市

 サッカー女子WEリーグの強豪、INAC神戸の運営会社は26日、産業廃棄物の処理やリサイクル事業などを手がける大栄環境(神戸市)に経営権を譲渡すると発表した。3月1日付の予定。WEリーグの承認を受けている。本拠地やチーム名に変更はなく、監督や所属選手はそのまま残る。

 2001年のクラブ設立時からオーナーの「アスコグループ」が保有する全株式を大栄環境に譲渡。大栄環境の金子文雄社長は「世界に名をはせられるチームになるべく支援したい」と話した。

 INAC神戸は1月の皇后杯全日本女子選手権で7度目の優勝を飾るなど、数々のタイトルを獲得している。

INAC神戸の経営権譲渡を受け、記者会見する大栄環境の金子文雄社長=26日、神戸市

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