AirJapan、バンコク発便の欠航でお詫び 対応を個別案内

ANAホールディングス傘下の中距離国際線の新ブランド「AirJapan(エアージャパン)」は、2月22日のバンコク/スワンナプーム発東京/成田行きのNQ2便を利用予定だった人に対し、お詫びをウェブサイトに掲載した。

同便は出発前、機体のメインランディングギアに不具合が発券されたことから整備作業を実施したものの、修復に至らなかったことから、現地時間の午前2時55分に欠航を決めた。同社の保有機材は1機のみで、利用者に対する補償もなかった。

タイ民間航空局(CAAT)も同日、説明を求めたほか、エアージャパンに対して利用者の補償に適切な措置を講じるほか、欠航に備えた緊急計画を準備するよう求めた。影響を受けた利用者のうち、賠償請求を求める場合には消費者保護委員会(OCPB)へ相談できることを案内している。

エアージャパンでは、「搭乗ゲート付近でご搭乗をお待ちのお客様には状況の説明やアナウンスが不十分となり、深夜時間帯において長時間お客様をお待たせし、多大なるご負担とご不快の念をお掛けしましたこと、お詫びの言葉もございません。現在当社では、当該便にご搭乗予定であったお客様へ、不十分なご案内の中で、深夜に長時間お待たせし、最終的に欠航することになってしまったご負担に対して、改めてお詫びの対応をさせていただく準備を進めております」としており、個別に案内するとしている。

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