「大谷翔平、エンジェルス・ファンの傷口に塩を塗る」専門メディアが春季キャンプを楽しむ大谷に注目「ドジャースで大はしゃぎ」

ロサンゼルス・ドジャースの春季キャンプを取材する専門メディア『Dodgers Way』が、チームの雰囲気の良さに注目。とりわけ今オフにロサンゼルス・エンジェルスから加入した大谷翔平の楽しげな様子をレポートした。

同メディアは、「大谷翔平、ドジャースで大はしゃぎ。エンジェルス・ファンの傷口に塩を塗る」という見出しを立て、「春季キャンプのドジャースの雰囲気がいい。選手たちは楽しんでいる。とくに大谷はエンジェルスにいた時よりも、ドジャースでプレーすることに気持ちが盛り上がっているように見える」と記述し、エンジェルス時代よりも楽しんで野球に打ち込んでいると伝えた。

続けて、「大谷がエンジェルスのオーナー、アート・モレノの息苦しい支配から逃れ、ほぼ毎シーズン100勝以上を挙げるであろうチームでプレーすることは理に適っているとしか言いようがない」とも記し、大谷のドジャースへの移籍を歓迎している。
さらに、「チームメイトも大谷の野球に対する姿勢、右肘の手術から復帰を目指してトレーニングをこなす姿に、一目を置いている。デーブ・ロバーツ監督も“バリー・ボンズより優れているかもしれない”と語ったほどだ」と、すでにチームの中心選手のひとりと目されている状況も報じた。

2023年9月に右肘を手術し、今シーズンは打者に専念する大谷は、現地2月27日(日本時間28日)にはシカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦で、ドジャース・デビューを飾る予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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