小1男児、給食詰まり死亡 ウズラの卵か、福岡・みやま

死亡した男子児童らに出された給食。右下がみそおでん=26日、福岡県みやま市(同市教育委員会提供)

 福岡県みやま市教育委員会は26日、市内の小学校で同日、小学1年の男子児童(7)が給食を喉に詰まらせ、ドクターヘリで同県久留米市内の病院に搬送されたと明らかにした。男児は死亡した。みそおでんに入っていたウズラの卵が原因の可能性があり、市教委が詳しい状況を調べている。

 市教委によると、給食は午後0時半に始まり、男児が約5分後、席から立ち上がり、吐きそうなそぶりを見せた。担任や養護教諭が背中をたたくなどしたが、口からは何も出ず、男児は自力で立っていられなくなった。

 学校は同40分ごろ、119番。午後2時50分ごろ、男児が死亡したと連絡があった。

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