静岡県富士宮市内で和牛事業を展開する名目で、静岡県外の不動産会社から現金６０００万円を借り、そのままだまし取ったとして、都内の元暴力団組員の男ら３人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、都内の食肉販売業で元暴力団組員の６１歳の男と、広島市の会社役員の６６歳の男ら３人です。３人はおととし１月ごろ、返済する意思がないにもかかわらず、県外の不動産会社から現金６０００万円をだまし取った疑いが持たれています。警察によりますと、３人は富士宮市で和牛事業を展開する名目で、経営不振の牧場を買い取り「事業が軌道に乗れば返済する」などと融資話を持ち掛けていたということです。警察は３人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
