藤本美貴「新曲ないけど『紅白』出たい!」宣言 ポケビ・ブラビの成功で実現の「可能性」が急浮上

2023年に庄司智春(右)と結婚15年めを迎えた藤本美貴

2月25日、東京・丸の内にあるCOTTON CLUBで、タレントの藤本美貴がディナーショーを開催。この日は39歳を迎えるバースデーの前日で、アイドル時代と変わらない歌唱姿をファンに見せた。

ステージのトップを飾った曲は、2002年にリリースされたセカンドシングル『そっと口づけて ギュッと抱きしめて』。その後も、テレサ・テンの『時の流れに身をまかせ』や、かつてリーダーを務めていたモーニング娘。の楽曲『歩いてる』など、計13曲を披露した。

イベントでは、今後の目標について「50歳くらいまでに『(NHK)紅白歌合戦』に出たい」と宣言。「新曲がないですけど、カバー曲かアイドル時代の歌で、たどりつけるようにがんばりたい」と、『紅白』への気持ちを語っていた。

ネットニュースのコメント欄では、藤本の『紅白』出場に対して、肯定の意見だけでなく、厳しい意見も見られた。

《すっかりバラエティ番組の人になってしまいましたが、昔からのファンはずっと「歌ってほしい」と思っています!》

《ソロで出るのは厳しいと思う。ワンチャンあるとすれば懐かし枠でモーニング娘OGとしてかな?》

《歌のレベルがちょっと上手い素人レベルだからアイドル枠以外では厳しいかも。》

現在はママタレントとして、また、夫・庄司智春とのおしどり夫婦キャラとして、立ち位置を確立している藤本。さらに、最近ではYouTubeチャンネルも好調だ。

「藤本さんのYouTubeチャンネルは、視聴者の悩み相談が話題となっています。ニュース系情報番組『バイキング』(フジテレビ系)にも出演していたほど、頭の回転が早く、ズバッと的確なアドバイスをできる、そんな姿が人気の秘訣。お茶の間からも支持が高く、タレントとしての価値は上昇中。『紅白』を目指すならば、これは大きなアドバンテージとなるはずです」(テレビ局関係者)

また、これまでのように、その1年を通して活躍してきたアーティストを出演させるだけではなく、過去に活躍したアーティストやアイドルが出演をはたすなど、『紅白歌合戦』自体が近年、大きな変化を迎えている。このことも、『紅白』を目標とする藤本にプラスに働くだろう、と前出のテレビ局関係者は語る。

「『紅白歌合戦』のメインターゲットは、現在の30代から40代となってきています。そのため、2023年は、彼らの世代のど真ん中でヒットしていた、ポケットビスケッツ、ブラックビスケッツの出場が大きな話題になりました。まさに、藤本さんがアイドル全盛期だった世代とも層がかぶります。『モー娘。』OGとしてならば、十分に可能性はあるでしょう」

タレントとしては順風満帆、さらに歌手としての成功を収めることができるのか。

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