広島県の新しい教育長に文科省の篠田智志氏 全会一致で可決 平川教育長の後任に

広島県の新たな教育長に、文部科学省の官僚で文化庁政策課長の篠田智志氏が就任することが決まりました。

県議会では、3月末で任期満了となる平川理恵教育長の後任に、篠田氏を起用する人事案が提案されました。採決の結果、人事案は全会一致で可決されました。

篠田氏は48歳。1998年に文部省に入省し、これまでに文部科学省大臣官房政策課企画官、文化庁文化資源活用課長などを務めています。

また、2008年9月から2011年3月までは、県教委の教職員課長を務めました。

県教育長に決まった篠田智志氏
「やはり学びの改革の推進。個別・最適な学び、そういったものをどう実現していくのか。それから全国的にも課題になっているが、学校の働き方改革だとか。現状どうなっているかも含めて話を聞いて、具体的に前に進めるところは皆さんとともに進めていきたいと思っている」

篠田氏は4月1日付けで教育長に就任し、任期は3年です。

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