サッカー中国代表新監督決定、評論家「近年最も輝かしい功績は日本をアウェーで破る大番狂わせ」

中国サッカー協会は24日、男子代表の新監督にクロアチア出身のブランコ・イバンコビッチ氏(69)が就任すると発表した。資料写真。

中国サッカー協会は24日、男子代表の新監督にクロアチア出身のブランコ・イバンコビッチ氏(69)が就任すると発表した。

イバンコビッチ氏は、母国代表のアシスタントコーチとして頭角を現し、イラン代表のほか、中国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イランでそれぞれクラブチームを指揮するなどアジアのサッカーにも精通。2020年1月からオマーン代表を率い、カタールで今年1月から2月にかけて開催されたアジアカップでのグループステージ敗退を受け、代表監督の座を追われていた。

中国の著名サッカー評論家の董路(ドン・ルー)氏は24日、自身の微博(ウェイボー)を更新し、イバンコビッチ氏について、「近年最も輝かしい功績は日本をアウェーで破る大番狂わせを演じたことだ」と投稿した。

オマーン代表は21年9月、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア最終予選で、格上の日本代表をアウェーで1-0で下した。

中国代表は、26年W杯北中米大会のアジア2次予選で、3月21日にシンガポールとアウェーで対戦し、同26日にはシンガポールをホームに迎え撃つ。(翻訳・編集/柳川)

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