トリニータ開幕戦に1万6000人が熱狂 片野坂監督「もっともっとアグレッシブなフットボールを」 大分

トリニータの話題です。
25日、ホームで行われた今シーズンの開幕戦。
その期待感を表すようにスタジアムは熱気に包まれました。

◆ファン
「楽しみ、ワクワクしている」
「ワクワクしている」
「トリニータ、頑張れ」

ベガルタ仙台を迎えての開幕戦、大きな期待を胸にファン、サポーターが続々とレゾナックドームに詰めかけました。

◆TOS藤村晃輝キャスター
「2024シーズンの幕開け、片野坂トリニータ、今年は特に見ている人を熱狂させるフットボールを掲げています。サポーターも、熱狂する準備が整っています」

この日の観衆は1万6075人。試合前から熱い応援がトリニータに送られました。

◆片野坂知宏監督
「最高の雰囲気でした、本当に幸せを感じましたね」

そんな中、始まった開幕戦、前半5分でした。
トリニータは細かいパス交換から松尾がセンタリング、野村のシュートは惜しくもキーパーに防がれます。

22分には、西川の体調不良で急遽先発となった新加入のキーパー浜田、ファインセーブを見せスタジアムを沸かせます。

しかし、40分でした。その浜田のパスミスを起点に仙台に先制のゴールを許してしまい、前半を1点ビハインドで折り返します。

後半に入り、片野坂監督は次々と交代のカードを切り状況の打開を図ると…
その期待に選手が応えました。

38分、18歳・保田のスルーパスに抜け出した途中出場の新戦力・薩川がセンタリング、これを途中出場のベテラン・長沢が同点のゴール、スタジアムが熱狂に包まれます。

◆長沢駿選手
「負けてる状況だったので、どうしても同点に追いついて勝ちたいという気持ちがあったので、うまく入ってくれて良かったなと思います」

その後も、仙台ゴールに迫ったトリニータでしたが、勝ち越しゴールを奪うことが出来ず開幕戦は勝ち点1を手にする結果となりました。

◆片野坂知宏監督
「もっともっとアグレッシブなフットボールを見せて本当にファン、サポーターの興奮を、熱狂を生み出すようなそういうフットボールをしていきたいと思います」

勝ち点3は奪えませんでしたが、今後が楽しみなプレーが随所に見られた開幕戦でしたね。
そのトリニータ、次節もホームゲーム、昨シーズンまでJ1の横浜FCを迎えての一戦です。

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