【サンフレッチェ広島】広島の街が紫に染まって一致団結! 新スタジアムでのJリーグ開幕戦で勝利! サポーターの熱気と周辺の賑わいを追う

Jリーグが開幕し、サンフレッチェ広島は新たな本拠地で、浦和レッズと対戦し、2対0で勝利しました。そのスタジアム周辺の賑わいとサポーターの熱気を取材しました。

■広島テレビ 木村和美アナウンサー

「試合開始まで3時間を切りました。紫に身を包んだサポーターたちが続々と訪れ、盛り上がりを見せています。」

待望のJ1開幕戦を迎えたエディオンピースウイング広島。スタジアム周辺は、朝から賑わっていました。

■サンフレッチェ広島のサポーターは…

「感動しました。こんな街なかにこんな立派なスタジアムができて。」

「紫の髪は、普段つけていないんですが、今回は開幕戦だし、新しいスタジアムということでつけてきました。」

スタジアム近くの地下街で開かれていたのは、浦和レッズのサポーター歓迎の催しです。広島県と地元企業などが、観光案内やフェイスペイントで、もてなしました。サポーターは「まさかの開幕戦だったので嬉しい。」「楽しみ」「勝てるように全力で応援したい」と話しました。

一方、スタジアムからおよそ1.6キロ離れたJR横川駅は、サンフレッチェの紫色に染まっていました。そして、イレブンに届ける応援のメッセージボードを設置したり、構内通路の壁面を選手のポスターで埋め尽くしました。

新スタジアムで迎える初めての公式戦を前に、広島県出身の吉川晃司さんの国歌斉唱・独唱が、スタジアムに響き渡りました。

■吉川晃司さん

「臨場感がすごいなと思いましたね。これはお客さんも喜ぶんじゃないですかね。いい試合をしてくれることを祈りながら歌わせて頂きました!」

試合の行方は…!?

新スタジアムで初となる公式戦のキックオフ。その2分後、キャプテン・佐々木のパスを受けた加藤がシュート。惜しくも、ゴールの上を通過します。守っては、ゴールキーパーの大迫がファインセーブを連発。守護神がチームを何度も救います。歓喜の瞬間が訪れたのは、前半終了間際でした。川村のシュートのこぼれ球に反応した、新加入の大橋の記念すべきゴールで、先制点を奪います。さらに後半10分。加藤のクロスに、再び大橋が頭で合わせて、追加点をあげます。このリードを守り切って、新たなスタジアムでのリーグ初戦を、歴史に残る勝ち点3を得ました。

■試合後のサポーターは…

「広島が一致団結した感じで、一観客としてわくわくしました。」

「今日の歴史ある一日を勝利で飾れて、すごくよかったです。サンフレ、ことし優勝だ!」

2万7500人余りが見守る中、初戦を勝ち星で飾ったサンフレッチェ広島。9シーズン振りのリーグ制覇を目指す新たな闘いの日々が、幕を開けました。

【2024年2月23日放送】

© 広島テレビ放送株式会社