今週のスポーツCHECK‼3月1-2週 | なでしこ、パリ切符かけ国立で北朝鮮戦

ラグビー・リーグワン第7節、東芝ブレイブルーパス東京ー横浜キヤノンイーグルス戦は東芝が27-7でキヤノンを下し、開幕7連勝を飾った(提供:リーグワン)

Pen&Sports [ペンスポ] 編集長の原田亜紀夫です。パリ五輪開幕まで明日(2024年2月27日)で150日です。先週は世界卓球団体で日本女子が決勝に進出し、中国をあと一歩まで追い詰めながら2-3で惜しくも敗れ銀メダルでした。最終5試合目を託された15歳の張本美和(木下グループ)はきっと涙の数だけ強くなれるでしょう。今週はいよいよサッカー女子なでしこジャパンがパリ五輪出場権をかけて、28日にホームの東京・国立競技場で北朝鮮戦に挑みます。

※Pen&Sports [ペンスポ] では毎週、独自セレクトで「今週のスポーツCHECK‼」をお送りします。今週からイタリア取材のため、来週(3月4日~)の分もお届けします。グラッツェ!(編集長・原田亜紀夫)

2月28日(水) サッカー・パリ五輪女子アジア最終予選

(東京・国立競技場)

日本―北朝鮮(18時34分キックオフ)

2月24日に中立地のサウジアラビア・ジッダで行なわれた第1戦(アウェー)は0-0の引き分けだった。ホーム&アウェーで対戦し、2戦合計の勝者がパリ五輪本大会の出場権を獲得する。第2戦は中3日の強行日程の中、2月28日に東京・国立競技場で行なわれる。第2戦では前後半を終えて同点の場合、延長戦、それでも決着がつかなかった場合にはペナルティーキック戦が行われ、勝った方がパリ五輪の出場権を獲得する。試合開始は18時34分。試合はNHK総合テレビで18時25から生中継されるほか、DAZNでライブ配信される。

北朝鮮代表は25日夜、なでしこジャパンの帰国に先んじてすでに東京に到着した。

3月1日(金)陸上・世界室内選手権

(英グラスゴー、3日まで)

日本選手は女子3000mに2023年世界陸上ブダペスト大会女子5000m 8位入賞の田中希実(New Balance)、男子60mに日本タイ記録の6秒53をマークしている多田修平(住友電工)、男子400mですでにパリ五輪の参加標準記録を突破している佐藤拳太郎(富士通)、女子走幅跳日本記録保持者の秦澄美鈴(大阪陸協)ら9人がエントリーした。世界室内選手権は2年に一度行われる競技会。前回(22年)、延期となった20年を挟んで前々回(18年)と日本勢は入賞に届いていない。次回2026年は中国・南京での開催が決まっている。

ラグビー・リーグワン第8節

(3日まで)

開幕8連勝を目指す東芝ブレイブルーパス東京は2日正午から、花園近鉄ライナーズと花園ラグビー場(東大阪)で対戦する。

3月3日(日)東京マラソン

(東京都庁―東京駅前)

パリ五輪代表最後の枠を争う「ファイナルチャレンジ」最終戦となる日本勢の男子は、2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)や、いずれも昨年の世界選手権代表の山下一貴(三菱重工)、其田健也(JR東日本)、西山和弥(トヨタ自動車)らがエントリーした。東京五輪代表の服部勇馬(トヨタ自動車)も出場する。女子は日本歴代3位の記録を持つ新谷仁美(積水化学)らが招待された。

3月9日(土)ラグビー・リーグワン第9節

(10日まで)

リーグワン・ディビジョン1の全勝同士対決(第7節時点)に注目。埼玉パナソニックワイルドナイツー東芝ブレイブルーパス東京(熊谷スポーツ文化公園ラグビー場)。

3月10日(日)大相撲・春場所

(エディオンアリーナ大阪、24日まで)

新大関の琴ノ若がどれだけ星を重ねるか。

陸上・名古屋ウィメンズマラソン

(バンテリンドームナゴヤ発・着)

パリ五輪代表選考の最後の国内レース。代表3枠のうち2人はマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)で鈴木優花(第一生命グループ)と一山麻緒(資生堂)が決まっており、代表入りには1月に大阪国際女子で前田穂南(天満屋)がマークした2時間18分59秒の日本記録と同等以上の好成績が求められる。

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