買いやすい100均アイテムでつくる!わが家の子ども用防災ポーチ

こんにちは。

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、Kota(コタ)です。

年明けから心が痛むニュースが続いていますね。一日も早く穏やかな日々が戻ってくることを祈るばかりです。

「もしも」に備えて、毎年3月と9月に防災備蓄品やリュックの中身を見直しているわが家。年初の地震に加えて、小学生になった娘たちが一人で出かける機会が増えてきたのをきっかけに、新たに子ども用防災ポーチを取り入れました。

今回は、100均アイテムでつくった、わが家の子ども用防災ポーチをご紹介します。

どんな場面で持ち歩く?

B6サイズなら、手前のポケットにすっぽり入ります

防災ポーチは、ふだんはランドセルに入れています。娘たちが通う小学校は、自宅から徒歩10分ほどの近距離ですが、登下校時は親が同伴しないので念のため。

ほかには、休日に公共交通機関を使ってお出かけするとき。車には最低限の備えを積んでいるけれど、それがない電車やバスに乗るときは、防災ポーチをそれぞれの荷物にプラスするように。

災害時でなくても、ケガをしたときの絆創膏や、小腹が空いたときの飴など、子ども自身が「これがあってよかった!」と実感できるアイテムがあれば、自然と持ち歩きの習慣が身につきそうです。

ポーチに入れているものは?

ポーチ本体(B6サイズ)と中に入れるアイテムは、ほぼ100均で購入しました。持ち歩くのが負担にならないように、必要最低限に。この中身で、ポーチ本体を含めた重さは約160gです。

1. マスク
2. 防臭ビニール袋
3. 小銭
⇒公衆電話を使ったり、飲み物を買ったりする用。
4. 絆創膏
5. 飴
⇒食べ慣れた好みの味をチョイス。袋に賞味期限を書いておくと安心。
6. ミニライト&ホイッスル
⇒ダイソーで一体型の商品を発見。ボタン電池ではなく、単4電池仕様なのも使いやすい。
7. 自分の情報と緊急連絡先を書き込んだカード
⇒ケースに入れて防水対策。
8. 除菌ウェットティッシュ

ちょっとでも心がほぐれるように、ポップな色味やキャラクターグッズ、食べ慣れたお菓子を選んだり、小1の次女でも迷わず使えるものを厳選したりと工夫しました。

なかなか使う機会のない、公衆電話のかけ方を教えておくのも大事なポイントです。

完璧でなくても、続けられるやり方で

船員という職業柄、年の2/3は夫が不在のわが家。「いざというときはわたし一人で娘たちを守らないと!」と、がむしゃらに備えをがんばっていた時期もありました。でも、100%を目指そうとすると苦しくなったり、日常生活に支障をきたしたり。

それなら、暮らしにフィットした続けられる防災を優先しようと考え方を転換。

今回新たに取り入れた子ども用防災ポーチも、中に入れるのは、防災仕様の特別なアイテムではなく、手に入りやすくて、子どもたちも使い慣れた100均のものたち。これなら、補充や買い替えもラクちんで続けられます。

今後、スマホを持つようになったらモバイルバッテリーを追加したりと、暮らしに合わせて都度中身をアップデートさせる予定。

こんなふうに、続けられる備えをいくつも組み合わせれば、ひとつひとつは完璧でなくても、大きな安心につながるはずです。

◆記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしをちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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