ウラジミール・ペトコビッチ氏がアルジェリア代表の新指揮官就任へ…ラツィオやスイス代表で手腕発揮

ボルドーを率いたペトコビッチ氏[写真:Getty Images]

アルジェリア代表の新指揮官はウラジミール・ペトコビッチ氏(60)となる見込みだ。アルジェリア『La Gazette du Fennec』が報じている。

アフリカ・ネーションズカップ(CAN)2023でグループステージ敗退の屈辱を味わったアルジェリア。この結果を受け、アルジェリアサッカー協会(FAF)は、2018年から長期政権を築いていたジャメル・ベルマディ監督(47)の解任を発表した。

後任に関してはアフリカフットボール界を熟知し、現在はパリ・オリンピックに向けてフランス女子代表を率いるエルヴェ・ルナール氏らの名前が挙がっていたが、ボスニア・ヘルツェゴビナ人指揮官が新監督に就任する見込みだ。

ラツィオで優れた手腕を発揮したペトコビッチ氏は、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)後にスイス代表監督に就任。以降、ユーロ2016でベスト16、ロシアW杯でもベスト16、そしてユーロ2020ではスイスを初のベスト8進出に導いていた。

その後、スイス代表との契約を早期解消して2021年7月に就任したボルドーでは成績不振によってわずか半年で解任されていた。

なお、ペトコビッチ氏の新監督就任は今週中に発表される見込みだという。

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