富士フイルム、動画撮影体験コーナーでGFX100 IIの動画向けセットアップを紹介[CP+2024]

富士フイルムは、動画撮影体験コーナーでGFX100 IIの動画向けセットアップを展示。Premista、アナモフィックレンズ、Gマウントレンズの3パターンをセットアップし、実際に体験可能な状態で紹介を行っていた。

アナモフィックレンズとGマウントレンズのセットアップ例

Type-Aは、ハイエンドシネマズームレンズ「Premista」を使った例だ。GFX100 IIの特徴の1つはPremistaモードの搭載で、Premistaとの組み合わせが可能。約4キロあるPremistaレンズを支えるセットアップは、「Tiltaのフルケージ」「15mmロッド2本を固定可能なベースプレート」「レンズサポートとBlackmagic URSA Mini用アクセサリに含まれるショルダーパッド」の組み合わせで実現していた。

Type-Bは、アナモフィックレンズと組み合わせた場合の例だ。レンズはDZOFILM PAVOシリーズの32mm PLマウントモデルが使われていた。PAVOシリーズはスーパー35対応レンズなので「対応もできる」といった紹介かもしれない。7インチのモニター兼外部レコーダーのSHOGUN ULTRAのアナモフィックデスクィーズ機能によって、正しい縦横比での映像の確認が可能になっていた。

レンズはPLマウントのDZOFilm PAVO 2x Anamorphicを使用
SHOGUN ULTRAはアナモフィックの映像を正しい縦横比で確認可能
実際に記録している映像の様子。横幅は1/2に圧縮された状態で記録されている

Type-Cは、富士フイルムのGマウントレンズを使った例だ。シンプルだが、センサー幅をフルに使った動画撮影が可能だ。ATOMOSのSHOGUN ULTRAやBlackmagic DesignのVideo Assist 7インチ 12Gを使ってRAW撮影が可能。Vマウントバッテリーに対応するプレートを使用することで、長時間の撮影にも対応可能。音声関係は、ティアックのXLRマイクアダプター「CA-XLR2d-F」やショットガンマイクTM-200SGを搭載する。

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