ECB、利下げ着手は上期末が「最適」の公算=ギリシャ中銀総裁

[アテネ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は26日、ECBが利下げに着手する時期について、インフレが減速を続け、賃金を巡る動向も支援的なら、上半期の終わりが「最適」になる可能性があるとの見方を示した。

ストゥルナラス総裁はリバプール大学で行った講演で「インフレ率はECBが昨年12月に示した予想より速いペースで低下しており、秋には目標とする2%に近づく可能性が高い」と述べた。

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