マイリー・サイラス、イーサン・コーエン監督映画で男性器の鋳物師役に

マイリー・サイラスが新作映画で、男性器の石膏を作る鋳物師を演じる。イーサン・コーエン監督の『ドライブアウェイ・ドールズ』でマイリーは、マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ペドロ・パスカルらと共演する。

共同脚本を担当したイーサンの妻でもあるトリシア・クルックによると、マイリーのキャラクターは男性器の彫刻家シンシア・プラスター・キャスターを基にしたそうだ。シンシアは男性スターの局部の彫刻で一躍有名に、2022年に74歳で死去している

トリシアはザ・ラップにこう話す。「マイリーにシンシア・プラスター・キャスターについて話したの。『知っているかわからないけど、あなたのキャラクターはシンシアがベースにある』って」「そしたら彼女は『あなたが私を呼んだ理由だって思っていた』って返して、シンシア・プラスター・キャスターが大のお気に入りだったわけ」

そしてマイリーは男性器のオブジェにかなり入れ込んでいるそうで、自宅にそのコレクションに特化した部屋があるとトリシアが明かしてもいた。

一方、イーサン監督はこう続ける。「マイリーは自分のペニスたちを愛している。はまっていて、レトロなヒッピー的なものとして、そしてその型取りにも入れ込んでいたよ」

マイリー演じる役のモデルとなった本名シンシア・アルブリトンことシンシア・プラスター・キャスターはジミ・ヘンドリックスを始め多くのセレブリティの男性器の彫刻を制作、ジミの他にもMC5のウェイン・クレイマー、バズコックスのピート・シェリー、デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラがモデルとなった。

ちなみにギャングらから逃亡するレズビアンカップルを描いた同映画でのマイリーのシーンは幻覚的だそうで、マット・デイモンも登場しているそうだ。

そんなマイリーについてトリシアは「私たちはこの下劣なシーンを撮影したかったんだけど、彼女には酷かと思って、『こんな感じになるけど大丈夫?』って聞いたの。そしたら『もっと酷い経験がある』からって話してて」と言い、イーサンは「彼女は本当に29歳で最高すぎる。昔のショービジネスのおおらかさで、『イェー、何だって大丈夫ハニー。あなたたちが必要なことは全部ね』って言って」と続けた。

マイリーは当時の恋人リアム・へムズワースの誕生日パーティーでペニスケーキをなめるポーズをした写真で2012年の家族向け映画の『モンスター・ホテル』を降ろされる憂き目に遭っていた。

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