【移籍】エンリケ監督がエムバペ退団を事実上"認める"。レアル・マドリード加入へ

「私たちはエムバペがいないなかでプレーすることに慣れなければならない」

フランス1部パリ・サンジェルマンは2月26日、スタッド・レンヌと1-1で引き分けて、勝点1を分け合った。リーグ首位をキープし、優勝制覇へ着実に近づいている。

パリSGで注目を集めたフランス代表FWキリアン・エムバペはセンターフォワードで先発出場し、65分に交代した。負傷明けはUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16、日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダとの第1戦でスタメンフル出場して1ゴールを決め、2-0の勝利に貢献した。

しかしフランスリーグでは2月10日の試合に欠場すると、そのあと途中出場から28分、そして今回も65分と出場時間は限定的だ。もちろん再離脱だけは避けたいこともあるが、そのあたりについて、ルイス・エンリケ監督は次のように語る。イギリスメディアの『デイリィ・スポーツ』が報じている。

「遅かれ早かれ、私たちはエムバペがいないなかでプレーすることに慣れなければならない。全ての監督と選手と同じく、彼がいつプレーして、プレーしないのか、それを決めるのは私だ。他に誰もプレー時間を与えられないし、PSGでプレーできるのは誰にとっても素晴らしいチャンスだ。 それが今シーズン、そして来シーズンについて考えていること。このシャツを着た時に、選手たちには全力で戦ってもらいたい」

そのように、25歳のエースが退団したあとのことに言及しているのだ。これまで報じられてきた今季限りでの退団が決定的になったという”噂”を事実上認めた形だ。

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あとは、やはりレアル・マドリードに加入するのかどうか、その交渉の詰めであり、発表のタイミングだ。すでに1月までに、エムバペとレアル・マドリードは合意に達しているとも言われる。その正式発表も近づいていると見ていいようだが――。

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