「サプライズは何もない」専門メディアがドジャースの開幕ロースターを予想「ローテーションから各ポジションまで、ほぼ完全に揃っている」

ロサンゼルス・ドジャースのニュースを専門的に扱う『Dodgers Way』が、2024年シーズンの開幕ロースターを予想。「オープン戦でチームは好調。ロースターはほぼ完全に揃っている。オフの補強は既存の才能を補い、一握りのエキサイティングなルーキーは球団の将来を明るく照らしている」として、隙のない陣容が出来上がっていると伝えた。

「開幕までに登録される26人のロースターに、大きなサプライズはない。先発ローテーション完成しているし、内野、外野、ベンチも同様だ」として、先発ローテーション、内野手、外野手、ベンチのメンバーを次のように見通した。

先発ローテーション/山本由伸、タイラー・グラスノー、ボビー・ミラー、ジェームズ・パクストン、エメット・シーアン

ブルペン/エバン・フィリップス、ブルスダー・グラテロル、ジョー・ケリー、ライアン・ブレイジャー、アレックス・ベシア、ブレイク・トライネン、JP・ファイアライゼン、エメット・シーアン

投手陣をこう予想した同メディアは、「先発投手にサプライズはない。山本とグラスノーは今オフ最大の収穫で、このふたりが韓国・ソウルでドジャースの公式戦デビューを果たす予定だ」と、この両右腕が先発の軸になると見ている。
内野、外野、DH、ベンチのメンバーには次のような名前を挙げた。

内野/フレディ・フリーマン(一)、ムーキー・ベッツ(二)、マックス・マンシー(三)、ギャビン・ラックス(遊)、ウィル・スミス(捕)

外野/ジェームズ・アウトマン、テオスカー・ヘルナンデス、ジェイソン・ヘイワード

DH/大谷翔平

ベンチ/クリス・テイラー(ユーティリティー)、ミゲル・ロハス(内野手)、マニュエル・マーゴ(外野手)、オースティン・バーンズ(補)

内野については、「サプライズは何もない。このメンバーが“常連”となり、これで準備万端だ。ベッツが外野から二塁手に移るため、内野の有望選手が割って入る余地はない」とし、外野の先発選手もほぼ固定と推測。DHはもちろん大谷だ。「大谷は今年、フィールドでプレーすることはない。打線における彼の存在は当然のことだ」と記した。

控え選手では、「捕手スミスの膝を時折休めるために、バーンズがバックアッパーとして30~40試合に出場するだろう。テイラー、ロハスも重要なベンチメンバーだ。マーゴはシーズン開幕前にトレードの可能性があるが、残留するなら外野の十分なオプションになる」とし、このように全体を評価している。

構成●THE DIGEST編集部

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