JPモルガンCEO、経済見通しに慎重姿勢維持 市場心理改善でも

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は26日、株式市場や企業のM&A(合併・買収)に対する市場のセンチメントは改善しているとしつつも、米経済見通しについて慎重な姿勢を維持した。

ダイモンCEOはCNBCとのインタビューで、信頼感が高まり、株式市場は勢いを増し、M&Aに絡む話題も増えているとし、状況は「これまでのところ非常に良好だ」と語った。

同時に「懸念すべき要素も存在する」と強調。市場参加者は米経済の「軟着陸」の確率を70─80%程度織り込んでいるものの、自身の予想は「その半分」と述べた。

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