「ジキルとハイド」おねだりで敗れた猫の第二形態に笑ってしまう

犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその費用についてもご紹介

さまざまなおねだり姿を見せる猫ちゃんが、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@luna7taka9」さん。

当ポストには2024年2月19日時点で150件を超えるいいねが集まり「ジキルとハイド?ww」「背中にチャックが…」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫の不妊・去勢手術の実施率とその費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

猫ちゃんの「アピール方法の変化」にクスッとくる

「猫かぶってる時とそうじゃない時のアピール方法の違い」というコメントとともに投稿されたのは一枚の画像でした。話題になっているのは、猫の男の子「エル」くんです。

画像に写っているのは「おねだり」をするエルくんの姿。左側には、両手を揃えて上目遣いをする様子が写っています。期待に満ちたようなポージングがなんとも愛らしいですね。

おねだりに失敗!大きく口を開けて「迫力満点の表情」です。

しかしエルくんはおねだりに失敗してしまったようで……?右側には、大きく口を開けて「迫力満点の表情」を見せるエルくんの姿が。

「おやつはまだかニャー!!」なんてセリフが聞こえてきそうな、圧を感じる光景に笑ってしまいます。

ペットの不妊・去勢手術の実施率は?どのくらいの費用がかかる?

ペットには不妊や去勢手術が必要な場合があります。

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。

猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている

【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む

  • 不妊・去勢の手術を受けている :78.8%
  • わからない:7.5%
  • 手術を受けていない:13.7%

【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無

集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041

  • 不妊・去勢の手術を受けている :55.3%
  • わからない:4.8%
  • 手術を受けていない:39.9%

調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。

不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差

続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。

日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。

  • <不妊手術> 猫去勢:1万2500円(中央値)
  • <不妊手術> 犬去勢:1万7500円(中央値)

個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。

不妊・去勢手術は、飼い主が責任をもって考えよう

犬や猫に、子供を産ませるつもりがない場合、また、もし生まれてきても、その小さな命に責任が持てない場合は、飼い主が不妊・去勢手術をすることが大切です。

また、子供が生まれたものの、もし飼うことができない場合は、新しい飼い主さんを見つけるなど、最後までその命に責任をもちましょう。

命ある動物の一生について、その面倒をみる覚悟が必要ですね。

「猫被りに失敗すると第二形態に入ってしまう」にホッコリ

エルくんのおねだり姿に笑った人は多いようで、ポストにはたくさんの反響がありました。

返信欄には「背中にチャック入ってる?w」「どっちもかわいいwww」「ジキルとハイド?(笑)」といったコメントが続出しています。

それらに対して投稿主さんは「猫被ってのアピールで失敗すると、第二形態に入ってしまうニャー」といったユーモアあふれる返信をされるなど、ポストは賑わっています。

このほかにも、投稿では「瞳を輝かせるエルくんの姿」など、癒しがあふれる写真を眺めることができます。

@luna7taka9さんはXでほかにも、5匹の元保護猫ちゃん達との日常を公開中です。迫力あふれるおねだり顔とのギャップを感じる「瞳を輝かせるエルくんの姿」など、癒しがあふれる写真を眺めることができますよ。

猫かぶってる時とそうじゃない時の
アピール方法の違い😆#猫 #保護猫 #茶白 #癒し #愛おしい #猫のいる幸せ #猫のいる暮らし pic.twitter.com/4RcDT8MVP4

— 月と鷹 (@luna7taka9) February 18, 2024

帰宅すると猫ちゃんが待っていてくれる!

ツイートの投稿主さんに、飼育されている5匹の猫ちゃんについてお話をうかがいました。

――普段はどのような子ですか?

普段はそれぞれ、お気に入りの場所で眠っています。

家に帰ると、その日によって違いますが、扉の前で誰かが待っていて、可愛い声で鳴いてくれます。

――自慢のポイントは何ですか?

ご飯の時は、きちんと座って待ってから食べます。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @luna7taka9
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
  • 公益社団法人 日本獣医師会「小動物診療料金」

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