警察官が到着するまでは「さすまた」で凶器を持つ不審者に対応 静岡市の商業施設で防犯訓練

凶器を持った不審者が突然、売り場に現れたら…静岡市内の商業施設で22日朝、対応する方法の訓練が行われました。

不審者:
「何見てんだよ!おい何見てんだよ!」

凶器を手に大声で叫ぶ男。

静岡市葵区のマークイズ静岡で行われた訓練には、警備員や従業員などおよそ30人が参加しました。

従業員が客を避難させた後警備員が、「さすまた」を使って不審者の動きを封じ込めようとします。

警察によりますと、110番通報から警察が現場に到着するまでの時間は、全国平均でおよそ8分30秒で、さすまたはそれまでの時間稼ぎに有効ということです。

MARKIS静岡 商業運営二部 佐藤拓人さん:
「テナントの従業員の方々と、警備員とも定期的に対応方法を復習しあいながら、我々も勉強に努めていければと思う」

その後、警察がさすまたの正しい使い方について指導しました。

マークイズ静岡では年に1度このような防犯訓練を行うということです。

© 静岡朝日テレビ