乗用車市場における中国ブランドのシェア、2023年に56%に―中国

中国の乗用車市場における中国ブランドのシェアは上昇を続けており、2023年の販売台数は前年比24.1%増の累計1459万6000台に達し、年間の市場シェアは56%に達した。

中国工業・情報化部によると、中国の乗用車市場における中国ブランドのシェアは上昇を続けており、2023年の販売台数は前年比24.1%増の累計1459万6000台に達し、年間の市場シェアは前年比6.1ポイント上昇の56%に達した。中国ブランドの乗用車の年間市場シェアが初めて50%を突破したことは、中国の自動車市場の構造に深い変化が生じていることを意味し、新エネルギー車が転換を牽引する形で、中国ブランドが厚い壁を切り崩して自動車市場の半分を占めるに至り、中国の自動車産業の興隆と中国ブランドの強大な実力が示された。

製品の品質は高まり続け、乗用車の輸出が急成長している。自動車産業のハイエンド化、スマート化、エコ化の進展は目覚ましい成果を挙げ、6つの自動車産業クラスターが工業・信息化部の「先進製造業クラスター」に選ばれ、13社の自動車企業が工業・信息化部の「第2期スマート製造モデル工場」に選ばれ、17社の完成車及び部品企業が工業・信息化部の「2023年度5G工場」に選ばれた。2023年に、中国の乗用車輸出は前年比63.7%増の累計414万台に達した。

新エネルギーやICV(インテリジェント・コネクテッド・ビークル)によるモデル転換のチャンスをしっかりと捉え、製品やブランド競争力の飛躍を実現した。2023年に新エネ車の生産台数は前年比35.8%増の958万7000台、販売台数は同37.9%増の949万5000台に達した。このうち、中国ブランドの新エネルギー乗用車の市場シェアは80.6%に達した。ICVシステム搭載率は急速に高まり、新エネ車の運転支援技術(レベル2)搭載率は50%を超えた。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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