日経平均は小幅続伸で寄り付く、半導体株は小じっかり

Noriyuki Hirata

[東京 27日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比27円07銭高の3万9260円78銭と、小幅に続伸してスタートした。その後もやや上値を伸ばしている。前日の米国市場での半導体株高を受けて、東京エレクトロンなど国内の半導体関連株はまちまちながら小じっかりの銘柄が目立つ。

主力株はトヨタ自動車やソニーグループは小高い。指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループはしっかり。

朝方に1月全国消費者物価指数(CPI)が発表されたが、市場では「日銀政策への影響はなさそう。株価への影響も限られるだろう」(国内証券のアナリスト)との見方が聞かれる。生鮮食品を除くコア指数は106.4で、前年同月比2.0%上昇した。ロイターがまとめた調査では1.8%上昇と予想されていた。

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