テニス=元世界ランク1位マリー、今季で引退示唆 「残り数カ月」

[26日 ロイター] - 男子テニスの元世界ランク1位、アンディ・マリー(36、英国)が26日、「残り数カ月ベストを尽くす」などと述べ、今季限りでの現役引退を示唆した。

マリーはこの日、ドバイ選手権のシングルス1回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)に4─6、7─6、6─3で逆転勝ち。ロジャー・フェデラー氏(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンドレ・アガシ氏(米国)、ラファエル・ナダル(スペイン)に続き、ツアーレベルのハードコート大会での通算500勝を達成した。

マリーは四大大会シングルスで3回の優勝を誇るが、今季試合で勝ったのはこれがわずか2回目。今年の全豪オープンでは初戦で敗退した。

試合後、「今でも競い合うこともテニスそのものも大好き。年齢を重ねるにつれて、若い選手と戦うことがより大変になる」とコメント。「楽ではないし、きっと多くの時間は残されていないが、残り数カ月ベストを尽くす」と話した。

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