マレーシア首相の発言は途上国の声を反映 中国外交部

マレーシア首相の発言は途上国の声を反映 中国外交部

中国外交部。(資料写真、北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京2月27日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は26日の記者会見で、マレーシアのアンワル首相が英紙フィナンシャル・タイムズの取材に対し、西側諸国には「中国恐怖症」があるが、マレーシアは中立・自主を守り、米国のために中国に挑戦することはないと強調したことに関し、次のように述べた。

 アンワル首相の発言は、独立自主を堅持し、発展を求める広範な発展途上国の声を反映している。中国の発展は世界にとってチャンスであり、誰にとっても脅威ではない。中国は独立自主の平和外交政策を揺るぎなく遂行し、陣営対抗と陣営選択の強要に反対する。われわれは引き続き、平和共存5原則に基づく各国との友好協力の発展を堅持し、平等で秩序ある世界の多極化と包摂的な経済グローバル化を提唱し、人類運命共同体の構築を推進していく。

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