「この服、何回着たっけ?」→すぐに分かるハンガー作ってみた!SNSで話題 アイデア抜群も意外な落とし穴

服の種類によっては「1回着ただけで洗うのはもったいない」と感じがち。「あと何回着たら洗おう」と決めたはいいが、数日後「あれ?この服、何回着たっけ?」と分からなくなって…。そんな混乱を予防する「何回着たか一目で分かるハンガー」をあるXユーザーが作り話題を呼んでいる。

クスッと笑えるアイデア作品を作り、自身のX(旧Twitter)で公開している八羽さん(@aoiwa_88)は24日、「何回着たか一目で分かるハンガー」を投稿。最大の特徴はハンガーの胴体部分に1~8までの数字とチェックボックスが書かれていることだ。

チェックボックスにはマグネットを貼ることができ、1回着るごとにマグネットを下ろしていけば、現在の着用回数が分かる仕様。材質はMDF製(木質ボードの一種)で、着用回数を示すマグネットは裏から磁石で挟み込んで固定する方式だ。

意外な悩みどころは着用回数をどこまで書くか。「あんまり少なすぎるとなんか気取ってる感じがするし、多すぎると『これ作ったやつ、どんだけ服洗わへんねん』となるし…」と熟考。結局、末広がりで縁起がいいと「8」まで用意し、それ以降は「∞」で表現した。

実際に使用してみた感想を聞くと「『この服何回着たっけ、わからないから一応洗っておくか』と着ていない服を洗ってしまうことが度々あったので、それが無くなったのがよかった点です」と手応えを実感した。

しかし、それはあくまで“ハンガーを使えば”の話で「悪い点は、複数回着る服は脱いだら椅子に置いてしまうので、ハンガーにわざわざかけず全然使わないということです」と八羽さん。アイデアは抜群だったが、まずは習慣改善から取りかかる必要がありそうだ。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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