リーグ連勝でトップ4争いに食らいつくローマ、デ・ロッシ監督「厳しい試合になるのはわかっていた」

リーグ連勝となったダニエレ・デ・ロッシ監督[写真:Getty Images]

ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が、苦労した末の勝利を喜んだ。

26日、トリノとのセリエA第26節に挑んだローマ。こう着した展開を経ながらも42分にディバラがPKを決めて先制したが、直後に追いつかれハーフタイムへ。それでも後半、57分にディバラが卓越したボールタッチから2点目を記録すると、69分には鋭いシュートを突き刺しハットトリックを達成。終盤に失点を許すも最後までリードを守り3-2で勝利した。

リーグ戦連勝でトップ4争いに踏みとどまったデ・ロッシ監督は『DAZN』に対してチームの課題に言及しつつも、厳しい日程の中で勝利を得たことを誇っている。

「私はラスムス・クリステンセンに対して、トリノは決して諦めないと伝えていた。私は最後まで苦しんだ末に挙げる勝利が好きだが、その一方で、相手がノンストップでプレッシャーをかけてくることを考えると、こうした試合はもっと早い段階で終わらせなければならない」

「このスポーツにおいて、(ディバラのような)チャンピオンは決定的なものになる。それを疑う人は誰もいないだろう。前半はバランスの取れた試合になっていた。我々は木曜に(ヨーロッパリーグで)120分プレーしたこともあり、厳しいものになるのはわかっていた」

「我々はいくつか良いプレーがあり、40分ごろに得点することができたが直後に失点した。そうなれば誰でも打ちのめされるだろうが、我々はよく試合に戻ってきたと思う」

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