ツインズが外野手補強 ドジャースからマニュエル・マーゴを獲得

日本時間2月27日、ツインズはドジャースとのトレードを成立させ、外野手補強に成功した。2021年ドラフト1巡目(全体36位)で指名したノア・ミラーを放出し、マニュエル・マーゴとマイナー内野手のレイン・ドンコンを獲得。また、マーゴの年俸の一部はドジャースが負担することになっている。ツインズは昨季指名打者に専念したバイロン・バクストンが今季は正中堅手に復帰。ただし、コンディション面には不安を残すため、FAのマイケル・A・テイラーなど、センターを守れる外野手の補強を検討していることが報じられていた。

現在29歳のマーゴは2016年にパドレスでメジャーデビューし、パドレスで4年間、レイズでも4年間プレー。メジャー8年目の昨季はレイズで99試合に出場し、打率.264、4本塁打、38打点、9盗塁、OPS.686を記録した。センターを含む外野3ポジションを守れるだけでなく、左腕に強い打者でもあるため、正中堅手バクストンのサポート役に加え、左打者のマット・ウォルナーと併用するプラトーン要員としてツインズにフィットするだろう。ロッコ・バルデリ監督は「チームを大いに助けてくれると思う。左腕と対戦するときのラインナップを補完してくれるし、外野をどこでも守ることができるからね」とマーゴの加入を歓迎する。

マーゴとともにツインズへ移籍するドンコンはドミニカ共和国出身の20歳の内野手。「MLBパイプライン」の球団別プロスペクト・ランキングではドジャースの23位にランクインしていた。2021年に契約金49万7500ドルでドジャースに入団。昨季はマイナーA級ランチョクカモンガで107試合に出場し、打率.216、14本塁打、52打点、3盗塁、OPS.651を記録した。

ドジャースへ移籍するミラーは21歳の内野手。2021年ドラフト全体36位指名でプロ入りし、「MLBパイプライン」の球団別プロスペクト・ランキングではツインズの23位にランクインしていた。昨季はマイナーA+級シーダーラピッズで120試合に出場し、打率.223、8本塁打、60打点、12盗塁、OPS.648を記録。ちなみに、ブリュワーズに在籍するオーウェン・ミラーの弟である。

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