プレミア昇格争いを牽引していた坂元達裕のシーズンが終了…空中戦で落下し背中を強打、監督が認める「残りのシーズンを欠場する」

坂元達裕は負傷により今シーズンの残りを欠場[写真:Getty Images]

コヴェントリー・シティのMF坂元達裕は、残りシーズンを欠場することになるようだ。
【写真】クラブも今季中の復帰が無くなった坂元達裕へエール

オーステンデから今シーズン加入した坂元。自身初のイングランドでのプレーとなった中、加入当初からポジションを獲得。チャンピオンシップ(イングランド2部)で29試合に出場し7ゴール2アシストを記録するなど、チームを支えていた。

しかし、23日に行われたチャンピオンシップ第34節のプレストン・ノースエンド戦に出場すると、31分に空中戦で落下。背中を強打すると、ピッチ上での治療がなされたが、そのまま担架で運び出されていた。

重傷の可能性も指摘された中、26日に行われたFAカップ5回戦のメイドストーン・ユナイテッド戦後にマーク・ロビンズ監督が状態について説明。詳細には触れなかったが、今シーズン中の復帰は無くなったことを明かした。

「タツはしばらく離脱することになり、残りのシーズンを欠場することとなる」

「彼は回復するだろうし、それが一番大事なことだが、まだ多くを話したくはない。状況を落ち着かせ、タツが無事であることを確認したいためだ」

「我々は連絡を取り合い、彼にできる限りのサポートを提供し、彼が回復するまで、この期間を乗り越えられるようにサポートしていく」

「彼は8〜10週間の離脱になるだろうが、それにより今シーズンの残りは欠場することになるだろう」

好調を維持し、プレミアリーグ昇格争い中のチームを牽引していた坂元。まさかの事態となってしまったが、無事に来季ピッチに立ってくれることを願うばかりだ。

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