ミカンの皮、捨てちゃってる? まさかの使い道に「明らかに消えた!」

一度書いてしまうとなかなか消すことのできない油性ペンのインク。

子供のいる家庭では、「子供が部屋のあちこちに落書きをしていた」なんて経験もあるかもしれません。

その度に「油性だから消せない…」と諦めてしまうことも多いでしょう。

実は油性ペンの汚れは、あるフルーツを使って消せるのだとか。果たして本当に消すことができるのかを試してみました!

ミカンで油性ペンの汚れを落とす方法

油性ペンを消すのに効果があるフルーツとはミカンです。ミカンに限らず、柑橘系のフルーツならなんでも効果を発揮するとのこと。

筆者は自宅で長年使用していた、ビニールレザーのイスについた油性ペンの汚れを消していきます。

落書きをして、1日放置した乾いた状態で検証してみました。

やり方はいたってシンプル!ミカンの皮の外側部分で擦るだけです。実際に擦ってみると、思ったよりも力を入れる必要があると感じました。

それでも、何度か擦るだけでも明らかに消えているのが分かりますね。

5分程度擦るだけで、きれいに消すことができました!

擦った後は強めの柑橘の匂いが広がっているので、ウェットティッシュと乾いた布巾などで拭き取ることをおすすめします。

ちなみ油性ペンのインクを消せるのは、柑橘系のフルーツに含まれる成分が大きく関係しているそうです。

柑橘系のフルーツに含まれるリモネン、ペクチン、クエン酸には、汚れを落としたり、つやを出したりする効果があるとのこと。市販の洗剤にも、これらの成分が含まれていることもあるようです。

ただし、プラスチック、布や壁紙には効果が出ないのだとか。特に子供がいる家庭では、プラスチック製のオモチャなどは、逆にシミを作ってしまう可能性があるので注意が必要です。

また、お気に入りのアイテムの場合は、後悔しないよう専用グッズを使ったり、クリーニングに出したりしましょう。


[文/キジカク・構成/grape編集部]

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