急速に発達している低気圧の影響で、福島県内は各地で非常に強い風が吹いていて、このあとも暴風や高波に警戒が必要です。
27日午前11時までの最大瞬間風速は、白河で27.8メートル、いわき市小名浜で22.6メートルなど、非常に強い風が吹いています。JRいわき駅前では、この風で止めてある自転車が倒されるなどしていました。
街の人「風が強くて困っちゃいました。髪の毛もこんな感じです」
27日に予想される最大風速は海上で23メートル、中通りと浜通りで15メートルなどとなっています。
この風の影響で、常磐線はいわき～原ノ町間の一部区間で速度規制を行い運転しています。
福島地方気象台によりますと、福島県の海上では、急速に発達している低気圧の影響で、２７日（火）夕方にかけて北よりの暴風となり、２８日（水）にかけて大しけが続く見込みです。暴風や高波に警戒してください。
【風と波の予想】
海上では、北よりの風が非常に強く、大しけとなる見込みです。また、中通りと浜通りの陸上では、気圧の傾きが予想以上に大きくなった場合は、警報級の風となる可能性があります。
▼２７日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 海上 ２３メートル（３５メートル） 浜通り陸上 １５メートル（３０メートル） 中通り １５メートル（３０メートル） 会津 １２メートル（２５メートル）
▼２７日に予想される波の高さ 浜通り ７メートル
▼２８日に予想される波の高さ 浜通り ６メートル
海上では、２７日夕方にかけて北よりの暴風に、２８日にかけて高波による船舶や沿岸施設等への被害に警戒してください。中通りと浜通りの陸上では、２７日昼過ぎにかけて、北よりの強い風に注意・警戒してください。
▼しています。
