プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区3位の青森ワッツは第23節第1日の26日、新潟県長岡市のシティホールプラザアオーレ長岡で同地区最下位の新潟アルビレックスBBと対戦。85-68で快勝し、連敗を2で止めた。通算成績は22勝20敗で順位は変わらない。ムーア・スーパーバイジングコーチに指揮官が代わり、3戦目での初勝利となった。
外国籍選手をけがで1人欠く新潟に対し、ワッツが序盤からペースをつかんだ。素早い攻守の入れ替えを展開し、ゴール下での身長差を突いた攻撃で得点を量産。PG池田のアシストがさえわたり、SF・PFハミルトンやSFホールがフリーでシュートを沈めるなど、前半を48-33の15点リードで終えた。
後半も早いパス回しで相手守備を揺さぶり、ハミルトンやPFアウダを中心とした攻撃で主導権を渡さなかった。第4クオーター序盤に一時9点差とされたが、以降の時間帯は2桁点差を維持。今季最少タイの68失点で危なげなく逃げ切った。試合を通じて池田は7アシストをマーク。PG常田は4本の3点シュートを決めるなど、日本人選手トップの16得点を記録した。