26日から27日朝にかけ下北や三八上北地方を中心に大雪に見舞われた。青森県八戸市では27日午前8時時点で積雪44センチに、むつ市では今季最大の積雪53センチを記録。同市内では朝から市民が雪かきに追われ、除雪車も道路や歩道にたまった雪を撤去していた。帽子やフードをかぶったり、傘を差したりして町を歩く人の姿も多く見られた。
同市小川町1丁目の女性(74)は、25日夜からのまとまった降雪に「2月は雪が少なかったので、もう一回くらいは大雪が来ると思っていた」と話した。27日は午前8時すぎから約2時間かけ、自宅前を除雪したといい「雪国に住んでいる以上、春になるまでは油断できないね」と語った。
同市小川町2丁目の女性(78)は、玄関から歩道までの一部だけを除雪。「これだけ積もると全て除雪するのは限界。今日は買い物にもいけないね」と話していた。