うるう年2月29日だけ瓶詰めする泡盛 かめ仕込みで粗ろ過仕上げの濃厚な味わい 石川酒造所が限定発売

うるう年限定の「琉球泡盛 閏2024」を発売する石川酒造所の平良昭社長(左)と銘苅淳営業部課長代理=22日、那覇市の沖縄タイムス社

 石川酒造所(西原町)は3月1日に、うるう年限定の泡盛「琉球泡盛 閏(うるう)2024」を発売する。粗ろ過仕上げの濃厚な味わいが特徴。うるう日の29日に瓶詰めし、1200本限定で販売する。

 かめ仕込み、かめ貯蔵の伝統的な製法で製造。ラベルには今年の干支の龍をあしらった。平良昭社長は「泡盛はすっきりした風味が主流となっているが、粗ろ過の重みのある味わいで泡盛本来の味を楽しんでほしい」と話す。うるう年限定泡盛の販売は2004年から6度目。

 度数は30度。720ミリリットル入り2290円。県内のイオンリカーや酒のスマイル、高江洲酒販で販売する。(政経部・大川藍)

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