Karen Freifeld
[26日 ロイター] - 米上院の国土安全保障・政府問題委員会は26日、連邦政府機関が中国の華大基因(BGI)グループや無錫薬明康徳新薬開発といったバイオテクノロジー企業と契約することを禁止する法案について、3月6日に公聴会を開くと発表した。
法案は対象企業の機器やサービスを使用する企業と連邦政府機関が契約を結ぶことも禁止する内容となっている。同様の法案は下院でも提出されている。
上院国土安全保障・政府問題委員会は、国外の敵対勢力に米国人の遺伝子情報などが流出することを防ぐことが法案の目的としている。公聴会は、法案の次のステップを議論するための手続き上の措置となる。
法案提出以降、無錫薬明康徳の株価は米事業への影響懸念から大幅下落している。