現地時間2月21日および24日から26日にかけて、プレミアリーグ第26節の9試合が行われた。2月23日に予定されていたチェルシー vs トッテナムの試合は、チェルシーが2月25日にカラバオカップ決勝を戦った影響により延期となった。
首位リヴァプールはホームでルートン・タウンと対戦。序盤から果敢に攻め込み何度も決定機を作っていたリヴァプールだったが、12分にルートン・タウンに先制されてしまう。前半は攻め続けながら1点ビハインドで折り返したが、56分にCKからフィルジル・ファン・ダイクのヘディングシュートで追いつくと、58分にはスローインの流れからコーディ・ガクポが勝ち越しゴール。さらにはルイス・ディアスとハーヴェイ・エリオットにもゴールが生まれ、終わってみれば4－1の大勝だった。リヴァプールの遠藤航はアンカーの位置で先発フル出場して存在感を示した一方、ルートン・タウンの橋岡大樹は今節もメンバー外だった。
ボーンマスとのアウェーゲームに挑んだ2位マンチェスター・シティは、序盤こそ相手に決定機を作られる場面もあったが、24分にアーリン・ハーランドが相手GKを急襲するシュートを放ち、こぼれ球をフィル・フォーデンが押し込んで先制する。後半は一進一退の攻防となり、ともにビッグチャンスを作ったもののゴールは生まれず、マンチェスター・シティが1－0で競り勝った。
3位アーセナルは難敵ニューカッスルをホームに迎えての一戦。18分にCKからのゴール前での混戦がOGを誘って先制すると、24分には見事な崩しからカイ・ハヴァーツが追加点を奪う。後半に入り65分にはブカヨ・サカが右サイドから切り込んで3点目を奪い、69分にはCKからヤクブ・キヴィオルがダメ押しゴール。ニューカッスルも終盤に1点を返したものの、アーセナルが4－1の快勝を飾った。なお、冨安健洋はメンバー外だった。
リーグ戦4連勝中だったマンチェスター・ユナイテッドはホームでフラムと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、65分にCKの流れからフラムが先制する。マンチェスター・ユナイテッドも89分、ブルーノ・フェルナンデスのシュートのこぼれ球をハリー・マグワイアが押し込んで同点に追いつき、その後も攻め続けたが、フラムは90+7分、カウンターからアレックス・イウォビが勝ち越しゴールを奪い、これが決勝点となった。
アストンヴィラはドウグラス・ルイスの2ゴールなどでノッティンガム・フォレストに4－2と勝利。背中の痛みの影響で三笘薫がメンバー外となったブライトンはホームでエヴァートンと対戦。73分に先制され、81分にはビリー・ギルモアが危険なプレーで一発退場になるなど苦しい展開を強いられたが、後半アディショナルタイムにCKの流れの中からルイス・ダンクがヘディングシュートを決めて同点に追いつき、1－1の引き分けに持ち込んだ。ウェストハムはジャロッド・ボーウェンの2ゴールなどでブレントフォードに4－2と勝利している。
オリヴァー・グラスナー新監督の初陣となったクリスタルパレスはホームでバーンリーと対戦。35分に相手に退場者が出て数的優位に立ったこともあって主導権を握ると、後半に3ゴールを奪って新体制での初勝利を飾った。ウルヴスは30分のパブロ・サラビアのゴールでシェフィールド・ユナイテッドに競り勝っている。
◉プレミアリーグ 第26節 結果
リヴァプール 4－1 ルートン・タウン（ハイライト動画）
チェルシー 延期 トッテナム
アストンヴィラ 4－2 ノッティンガム・フォレスト（ハイライト動画）
ブライトン 1－1 エヴァートン（ハイライト動画）
クリスタルパレス 3－0 バーンリー（ハイライト動画）
マンチェスター・ユナイテッド 1－2 フラム（ハイライト動画）
ボーンマス 0－1 マンチェスター・シティ（ハイライト動画）
アーセナル 4－1 ニューカッスル（ハイライト動画）
ウルヴス 1－0 シェフィールド・ユナイテッド（ハイライト動画）
ウェストハム 4－2 ブレントフォード（ハイライト動画）
