吉高由里子出演のJR東海のCMで「会いにいこう」を歌っているのは?

吉高由里子を起用したJR東海の新CM「いこう。待ってる人がいる。」が2月22日よりオンエアされています。

JR東海は、2023年より「会いにいこう」をテーマとしたキャンペーンを展開。昨年夏にはUAによるキャンペーン・ソング「会いにいこう」が、東海道新幹線の車内チャイムとなるなど、大きな話題となりました。

「会いにいく人」に焦点を当ててきた昨年と対照的に、今年のCMは「待ってる人」の視点で描かれたもの。CMでは、町中を走り抜ける新幹線の座席で楽しそうな表情を浮かべる吉高由里子とともに、友人を駅まで迎えに行く道中の友達グループ、妻を手料理で迎えようと準備する夫、ベランダから通りを眺めながら待つ男の子たちなど、目当ての人の到着をワクワクと待つ「待ってる人」たちの様子が映し出されます。背後で流れるおなじみの「会いにいこう」が一瞬止まり、吉高の口ずさむサビを挟んだ後には、「うれしいのはきっと、会いにいくほうだけじゃない」というナレーションを皮切りに、待ちに待った人たちとの“出会いの瞬間”が次々と映し出される胸を打つCMとなっています。

このCMで流れる「会いにいこう」を歌っているのは、シンガー・ソングライターの永積タカシことハナレグミです。2002年にSUPER BUTTER DOGと並行してハナレグミ名義でソロ活動を開始。「家族の風景」「深呼吸」といった代表曲で知られるほか、サントリー「角ハイボール」のCMにも起用された「ウイスキーが、お好きでしょ」のカヴァーなど、多くの名カヴァーを生んでいます。昨年11月にはNHK夜ドラ『ミワさんなりすます』の主題歌として書き下ろした「MY夢中」を配信リリース。また、本CMで流れている「会いにいこう」のヴァージョンは、トリオ・バンドのOvallでも活動し、ソロとしてもドラマー、プロデューサー、ビートメーカー、シンガーと活躍する才人、mabanuaがアレンジを手掛けています。

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