2024年02月27日 2月としては記録的な強風 いつまでつづく?(解説:#気象予報士 #穂川果音)

2024年02月27日 2月としては記録的な強風 いつまでつづく? (解説:#気象予報士 #穂川果音) こちらはきょう午前9時時点での天気図です。 日本の東の海上には、発達した低気圧があります。 この低気圧の影響で、各地風が強まっているんです。 こちらに午前11時点での最大瞬間風速をまとめてみました。 東京都心部でも25メートル、栃木の那須高原では30メートルを超えるような暴風となっています。 そして、東京の八王子では、最大瞬間風速は28.1メートルと、2月の1位の記録を更新しています。 そして、雪の降り方も強まっているんです。 雪の降り方が強まっているのは、東北の特に北部の太平洋側の地域です。 こちらは岩手を中心に大雪となっていまして、積雪の深さは岩手の宮古で67センチ。 ちなみにこの6時間で降った雪の量は42センチということで、 この短時間で一気に雪が降って積もっているということがわかります。 さて、この風と雪の影響ですが、あすにかけても続くんでしょうか。 明日の予想天気図を見ていきましょう。明日は高気圧に覆われます。 東北地方や北海道太平洋側の地域では、まだ風の強い状況は少し続くんですが、 それでも晴れて風もおさまってくるところが多くなります。 マークで見ていきましょう。こちら新潟には雪のマークがついていますが、 雪は降っても午前中までで次第に雪は止んでくる見込みです。 九州から関東甲信地方も晴れて、昼間の気温は14度前後まで上がるでしょう。 風も収まるため、体感温度は今日に比べると一気に上がりそうです。 ただ、この晴れの天気は長く続くかなそうなのです。 あさって木曜日の予想天気図を見ると、西には低気圧が発生しています。 再び南岸低気圧がやってきそうです。 この南岸低気圧の影響で、西日本や東日本太平洋側の地域では雨風が強まりそうです。 金曜日になりますと、東日本でも山沿いでは雪となり、 東北地方は再び太平洋側の地域も雪となりそうです。 太平洋側の地域再び荒れた天気となります。 ただ、土曜日になりますと次第に冬型の気圧配置へと変わっていく見込みです。 この冬型の気圧配置が強まり、上空の寒気も強い寒気が南下してくるため、 西日本では平地でも雪が積もりそうですし、北陸から北日本では大雪や暴風雪のおそれが出てきています。 というわけで、週末の土曜日は、今度は日本海側の地域で荒れた天気となりそうです。 では、改めてこの先の全国の天気マークで見ていきましょう。 木曜日から金曜日にかけては、太平洋側の地域でも雨や雪となりそうです。 特に金曜日は東日本でも雪の降る所ありそうです。 山沿いを車で運転される方は十分に注意をしてください。 土曜日から日曜日にかけては、北陸から北日本を中心に大雪は猛吹雪となるでしょう。 そして、来週以降は再びまた別の低気圧がやってきます。 太平洋側の地域は、雨、晴れ、雨とめまぐるしく天気が変わっていきそうです。 #強風 #大雪 #3月の天気 #太平洋側で雪 #天気予報 #週末天気 #週間天気 #防災 #サニースポット

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