専攻医不在による過失の有無を調査…80代患者が死亡=韓国

医師集団行動中央災難安全対策本部は27日、専攻医(研修医)ストの即時対応チームを運営すると明らかにした。

8日間続いている専攻医ストにより万一、重大な被害が発生する場合に現場確認と迅速な措置を取るためだ。

きのうテジョン(大田)で発生した80代患者の死亡事故に関しては、専攻医の不在による過失の有無などについて関係機関と合同で現場調査を実施している。

きょうからは看護師を対象とした診療支援人力試験事業を実施する。診療支援(PA)看護師が法的に保護を受け安定的に働けるよう保健医療基本法に基づき施行されるものだ。

対策本部は専攻医に今月29日までの業務復帰を通告した状態だ。まず専攻医数を基準に51位から100位までの50か所の修練病院を対象とした現場点検を今週中に完了し、勤務地離脱者を確認する計画だ。3月からは未復帰者に対する免許停止処分と関連した司法手続きを進める。

対策本部のチョ・ギュホン1次長(保健福祉部長官)は、「29日までに病院に戻れば、これまでの責任を問わない」とし、「不法的な集団行動をやめ、患者のもとに戻り政府と対話することを願う」と述べた。

© エイアイエスイー株式会社