ブルージェイズのオープン戦開幕戦で珍企画 防御率1点台リリーフ左腕がバットボーイへ”転身”

◆ 昨季防御率1点台のメイザがバットボーイとしてオープン戦参加

フロリダ州ダニーデンでキャンプを行っているトロント・ブルージェイズのオープン戦が現地時間24日に開幕。昨季69登板、防御率1.52の成績でブルペンを支えた左腕のティム・メイザ(32)は本業の投手ではなく、バットボーイとして参加した。

これはチーム内で行われた『ファンタジー・フットボール』において最下位となったメイザへの“罰ゲーム”として行われたもの。メイザはゲーム内で4勝10敗だったことに因んで、本来の『58』ではなく『4-10』の背番号が記されたユニフォームを身に纏い、3イニングの間バットボーイとしての職務を全うした。

メイザの仕事ぶりに対し、ブルージェイズ番記者のキーガン・マシソン氏は「メイザがファウルボールを追いかけ、チームメイトが応援する姿は、これまでTDボールパークで見た中で最も熱狂的なボール拾いの1シーンだった」と伝えた。

メイザは現地時間26日のパイレーツ戦に“投手として”出場。6番手として1回を投げ、1失点、2奪三振という投球で今季初登板を終えた。

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