ホッケーのU12日本代表に本県から男女5選手が選出された。小林奏都(こばやしかなと)(フリーデン)、黒子慈英(くろこじえい)(今三フィールドファイターズ)の男子2選手と、八木澤未桜(やぎさわみお)、赤羽(あかばね)心花(このは)(大室ブラックジャンヌ)、坂口(さかぐち)いりま(落東小林クラブ)の女子3選手。「選出されうれしい」と口をそろえる5選手は3月2、3日、東京・大井ホッケー競技場で行われるU12オールスター戦に出場する。
U12日本代表は2度の選考会を経て決定した。本県の5選手は、昨年9月10日に日光市ホッケー場で行われた関東ブロック選考会で52選手の中から17人に選出。同12月2、3日に京都・グリーンランドみずほホッケーグラウンドで行われたドリームキャンプでは、男女計120人を技術や将来性、リーダーシップなどについて審査し、5選手は男女各30人の代表枠に入った。
優秀な選手が集まったドリームキャンプで、八木澤、坂口、黒子は「初日は緊張から思ったプレーができなかった」。それでも「他県の選手と積極的に話した」とリラックスでき、2日目は全員が「自分の力を出せた」と振り返った。
シニア日本代表と同じユニホームを着用するオールスター戦。赤羽は「パスやコーチングなど持ち味を出して『うまい』と思われるプレーをしたい」、小林は「ドリブルの技術と体力でアピールしたい」と話すなど、5人は闘志をかき立てている。