ラウタロ・マルティネスのセリエA通算100ゴールなどでインテルがリーグ戦7連勝 ユヴェントスは5試合ぶり勝利|セリエA 第26節 結果まとめ

写真:R・マルティネスは2ゴールを決めてセリエA通算101ゴールとした ©Getty Images

現地時間2月23日から26日にかけて、セリエA第26節の10試合が行われた。

首位インテルはアウェーでレッチェと対戦。15分にラウタロ・マルティネスが縦パスに抜け出して冷静に流し込み、彼自身のセリエA通算100ゴール目で難なく先制すると、54分にはアレクシス・サンチェスのクロスからダヴィデ・フラッテージが押し込み追加点。56分にはラウタロ・マルティネスのこの試合2点目、67分にはCKからステファン・デ・フライのヘディングシュートを決めてリードをさらに広げ、4-0の快勝を飾った。

直近4試合で2分け2敗と不調気味のユヴェントスはフロジノーネをホームに迎えての一戦。開始わずか3分にドゥサン・ヴラホヴィッチが先制ゴールを奪ったものの、14分、27分と連続失点して逆転を許してしまう。それでも32分、ヴラホヴィッチが冷静なフィニッシュワークで同点ゴールを奪うと、後半も攻め続け、90+5分にCKの流れからダニエレ・ルガーニが押し込み、劇的な勝利を飾った。

ホームにアタランタを迎えたミランは開始3分、ラファエウ・レオンが左サイドからのドリブルで2人を振り切って右足のコントロールショットを沈め幸先よく先制したものの、前半終了間際にオリヴィエ・ジルーのハイキックでPKを与えてしまい、テーン・クープマイナーズに決められ同点に追いつかれる。後半は猛攻撃を仕掛けたもののフィニッシュの精度を欠いてゴールは奪えず、1-1の痛み分けに終わった。

カリアリとのアウェーゲームに挑んだナポリは、久々の出場を果たしたヴィクター・オシムヘンのゴールで先制したものの、試合終了間際に同点ゴールを許して1-1のドローに終わり、フランチェスコ・カルツォーナ新監督に初勝利を届けることはできなかった。

ローマはパウロ・ディバラがハットトリックを決める活躍を見せ、トリノに3-2と競り勝った。フィオレンティーナとのアウェーゲームに挑んだラツィオは、前半終了間際にルイス・アルベルトのゴールで先制したものの、後半に2点を失って逆転負けを喫し、8位に後退している。鎌田大地はベンチ入りしたものの出場機会は与えられなかった。

ボローニャは2-0でヴェローナに勝利し、リーグ戦5連勝で4位に浮上。サッスオーロ vs エンポリは点の取り合いとなり、2-2で迎えた後半アディショナルタイムにシモーネ・パストーニがゴールを奪いエンポリが勝利を収めた。前節ミランを下したモンツァは、終盤の2ゴールでサレルニターナを下して2連勝。ジェノアはウディネーゼに2-0で下し4試合ぶりの勝利を挙げた。

 

◉セリエA 第26節 結果

ボローニャ 2-0 ヴェローナ
サッスオーロ 2-3 エンポリ
サレルニターナ 0-2 モンツァ
ジェノア 2-0 ウディネーゼ
ユヴェントス 3-2 フロジノーネ(ハイライト動画
カリアリ 1-1 ナポリ
レッチェ 0-4 インテル(ハイライト動画
ミラン 1-1 アタランタ(ハイライト動画
ローマ 3-2 トリノ
フィオレンティーナ 2-1 ラツィオ(ハイライト動画

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