北村匠海が「アンチヒーロー」に出演! 長谷川博己の同僚弁護士役で8年ぶりの共演

北村匠海が、TBS系で4月にスタートする連続ドラマ「アンチヒーロー」(日曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

長谷川博己が主演を務める「アンチヒーロー」は、「電車に1本乗り遅れてしまった」「朝忘れ物をして取りに帰った」など、日常のほんの少しのきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう…そんなバタフライエフェクトのような、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメント作。弁護士ドラマという枠組みを超え、ヒーローとは言い難い限りなくダークで危険な主人公を通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問い掛ける。

そんな司法の世界を舞台にした作品に北村の出演が決定し、ビジュアルとティザー映像が解禁となった。北村は、長谷川演じる“ヒーローとは言い難いアンチな主人公”の事務所で働く弁護士を演じる。正義を追い求めるはずの弁護士は、殺人犯をも無罪にしてしまう倫理観の全く異なるアンチな弁護士にどう対峙(たいじ)していくのか注目だ。

これまでも長谷川と映画やドラマで共演経験があるが、いずれも自身は生徒役だった北村。8年ぶりの共演となる「アンチヒーロー」では、弁護士役同士というまた新たな関係性を築く。北村は「別の世界では長谷川さんはかつて先生でしたが、『アンチヒーロー』の世界では共に弁護する仲間として、一日一日を過ごしております。ヒーローをアンチする。そこに正義はあるのか。そもそも正義とはなんなのか。誰のためにあるのか。他人か国か、それとも自分か。光があるなら影が生まれる。その影の中で生きる僕らの物語をどうかお楽しみください」とメッセージを寄せている。

作品を手掛ける飯田和孝プロデューサーは、北村の出演発表に際して「正義と悪の価値観は、年齢、環境、もしかしたらその日の体調、気分によって変化するものではないでしょうか? このドラマの登場人物たちもそれぞれの価値観で、アンチな弁護士と向き合い、正義と悪について考え、動いていきます。北村さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、強い意思、そして豊かで繊細な感受性を持った俳優さんだと感じました。役について話している中で、『微妙な隙間を縫っていくような役』と表されていましたが、画面を見ていると、キャラクターがもがき、心の奥から声を上げようとしている熱のようなものを感じました。北村さん演じる弁護士の『心』が、視聴者にどのように届くのか、どう感じてもらえるのか、今から楽しみでなりません。どうぞ見守っていただければと思います」と語っている。

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