元AKB48湯本亜美が東京女子3・31両国国技館でプロレスデビュー!「見てる方に勇気を与えられる存在になれたらいい」

東京女子プロレスが2月26日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を行い、人気アイドルグループAKB48の元メンバー湯本亜美が『GRAND PRINCESS‘24』(3 月 31 日、東京・両国国技館)でプロレスデビューすることを発表した。

2013年、AKB48に15期生として加入した湯本は、同年にはAKB48の34th シングル『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』でシングル表題曲に初選抜されるなど活躍。2017年に放送されたテレビ朝日系ドラマ「豆腐プロレス」ではコマネチ湯本役で出演。昨年10月をもってAKB48を卒業し、現在は舞台を中心に活動中だ。

冒頭、湯本は「(角田)奈穂さんと12月に舞台で共演させていただいたとき、“私も豆腐プロレスやってました”という軽いお話から始まって、プロレスの話をたくさんして。こういったご縁があったり、奈穂さんに誘っていただいて、挑戦してみようというきっかけでプロレスをすることを決めさせていただきました」と経緯を説明。

東京女子に所属する角田は「私は二足のわらじとして、お芝居もプロレスも欲張って活動させていただいてるんですけど。そこで去年舞台で共演した出会いがきっかけで、舞台の共演者と両国国技館という大舞台で、一緒に同じリングに立つことができる。そのきっかけをつくることができてうれしいし、どっちも欲張ってきてよかったなって。また二足のわらじをやってきてよかったという意味を生み出すことができて、すごくうれしいです。私が東京女子プロレスに出会って、より一層プロレスが好きになったし、東京女子プロレス好きだなってすごく思ってるんで。亜美ちゃんにも新しい世界を知ってもらって、“プロレス楽しいな”って思ってほしいし、東京女子プロレスのことを好きになってほしいし、東京女子プロレスのことを好きな人を一人でも多くっていう気持ちで。東京女子プロレス好きになってね。好きな仲間を増やしたいと思ってます」と話した。

会見に同席した甲田哲也代表によると、デビュー戦で湯本は角田とタッグを組むことが決定。4人タッグになるか、6人タッグになるかは現在調整中だという。

デビュー戦決定にあたって、湯本は「奈穂さんと組ませていただくということで、まず一人じゃないという。初めてで、6年前に『豆腐プロレス』で少し携わってましたが、奈穂さんが隣にいてくれるという安心感がありまして、年明けから基礎練習を、身体づくりをちゃんとやって。受け身の練習やったりで、まだまだゼロから改めてスタートしたんで、奈穂さんと試合する日が今から楽しみです」と笑みを見せた。

角田は「プロレスの話をしてるときから、アクロバットが得意なのは聞いてたんですけど。まだリングで飛び回る亜美ちゃんを見てないんで、今からすごく楽しみだし、ポテンシャルはめちゃめちゃ秘めてると思ってるんで。今まで見せたことない亜美ちゃんの姿を見てほしいと思うし、私たちの戦いを楽しみにしてくれたらと思います」とコメント。

プロレスに惹かれた理由について、湯本は「『豆腐プロレス』をやっていく過程で、そのときもゼロからスタートして、積み重ねていった努力を、いざリングで試合で発揮するとき、見る方に“感動したよ”とか、そういった言葉をいただいて。」なので私もまたリングの上に立って、見てる方に勇気を与えられる存在になれたらいいなって、またプロレスをやってみしょうと思いました」と語った。

家族は前向きに応援してくれているというが、AKB48のメンバーなどには、まだ秘密にしているといい、「この情報解禁とともに、みんなにビックリしてほしい」と述べた。

プロレスラーとして目指したいものに関しては「プロレスをやっていくうえで、タレント活動をしているんで、見ている方々に勇気を与えたいというのが一番大きくて。ファンの方もその成長を見て、私を応援してくる方がたくさんいらっしゃるので、そういった面を見てほしなって思います」と話した。

気になるデビュー戦以降については、「ありがたいことに夏までいろんな仕事が決まってまして、3月31日以降の試合はまだ詳しくは決まってませんが、両立していけたらと考えております」とし、明言は避けるも継続していきたい意向を示した。

アクロバットが特技であり、それ生かした技を研究中とのことで「バク転だったり、リングで飛び回るような、ピョンピョンした技を使えたらと、頑張って練習してるので楽しみにしててください」と笑顔を見せた。

また、東京女子ではSKE48メンバーで「豆腐プロレス」のリアルイベントに出場した経験がある荒井優希が活躍中だが、「荒井さんはチャンピオンですし、私はまだプロレスをゼロからスタートしたばかりなので、すごく荒井さんのことは尊敬していますし、私はまだまだそのレベルではないので、尊敬してる先輩です」と語った。

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