いすみ鉄道の沿線ではいま、菜の花が見ごろを迎え春の到来を告げています。
歴史ある城下町と自然豊かな田園地帯を走るいすみ鉄道は、千葉県いすみ市と大多喜町を結ぶ全長26.8キロのローカル鉄道です。
鉄道沿線に咲くこの菜の花は、いすみ鉄道のイメージアップを図ろうと、鉄道の職員や地元の人たちが毎年9月から10月にかけて種をまき、草刈りなどの手入れを行って咲かせています。
ここ、大多喜駅と小山松駅の間にある線路沿いでもいま、その菜の花が見ごろを迎え、ローカル列車が黄色い絨毯の中をゆったりと走っていました。
菜の花はこれから本番の時期を迎え、サクラが咲く3月下旬には、タイミングが合えば黄色と淡いピンク色の花の競演が楽しめるということです。