後席シートベルト着用率 千葉県内の一般道44.2%

後席シートベルト着用率 千葉県内の一般道44.2%

 千葉県内の自動車の後部座席のシートベルト着用率は一般道で44.2%、高速道路で72.1%となり、とくに一般道での低さが際立っています。

 JAF=日本自動車連盟が2023年10月から11月、警察庁と合同で行った全国調査によりますと、後部座席のシートベルト着用率は一般道で43.7%、高速道路で78.7%となり、2002年の調査開始以来、過去最高でした。

 このうち千葉県の着用率は一般道が44.2%、高速道路が72.1%で、いずれも前の年よりも増加し、過去5年間で最も高くなりました。

 一方、県内の運転席のシートベルト着用率は一般道、高速道路とも99%以上で、助手席も98%を超えました。

 2008年に後部座席のシートベルト着用が義務化されてから10年以上経ちますが、依然として前の席と比べて着用率は低く、とくに一般道路での低さが際立っています。

 JAFは、乗る人の安全を確保するため、後部座席の同乗者にも自発的にシートベルトを着用するよう呼びかけています。

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