京都府亀岡市の市吹奏楽団の定期演奏会が25日、同市余部町のガレリアかめおかで開かれた。ボールやフライパンなどキッチン用品を打楽器に取り入れた変奏曲などバラエティー豊かな演奏で、600人を超える来場者を楽しませた。
同楽団は毎年この時期に定期演奏会を開いており、44回目。ジャズや歌謡曲、映画音楽など幅広いジャンルの10曲を披露した。
「キッチンシンク 台所用品による変奏曲」ではリズミカルな曲調に合わせ、コック姿の団員が亀岡牛のハンバーグを焼く演出をして会場を盛り上げた。
京都橘高吹奏楽部顧問の兼城裕さんによる客演指揮や「東京ブギウギ」のアンコール演奏などもあり、終始観客を沸かせていた。