ビル・フリゼール、ブルーノート4作目となる新作リリース決定&先行SG第1弾配信開始

(C) Anita Soukizy

ジャズのみならずポップスやルーツ・ミュージックなどあらゆるジャンルを独自のサウンドで表現し、これまでにグラミー賞受賞1回、ノミネート6回を数えるギター・レジェンド、ビル・フリゼール。

そんな彼が1年半振りとなるニュー・アルバム『Orchestras』を4月19日にリリースすることが決定。先行シングル第1弾として、「Throughout」の配信がスタートした。

ブルーノートから4作目となる本作は、トーマス・モーガン(b)、ルディ・ロイストン(ds)とのレギュラー・トリオをベースに、マイケル・ギブスによるアレンジメントを施したコンサートを記録した2枚組の作品。1枚目には60人編成のブリュッセル・フィルハーモニックとの、2枚目には11人編成のウンブリア・ジャズ・オーケストラとの共演が収録されている。楽曲はジャズ・スタンダード「Lush Life」やフォスター作曲の「Beautiful Dreamer」、ウディ・ガスリーの名曲でビル自身も度々演奏している「We Shall Overcome」、ビル自身の作曲である「Strange Meeting」、「Monica Jane」などバラエティに富んでいると言える。

本作について、ビルは「自分が知っているギリギリのところか、そこから外れて知らない領域に飛び込むということにいつもトライしているんだ。イマジネーションの赴くままにプレイしていたよ」と語っている。また、ゲイリー・バートンなどとの作品でも知られ、86歳の現在も精力的な活動を行っている旧友のマイケル・ギブスについては、「ひとたび僕のプレイを聴くと、彼はそのプレイから様々な倍音を聴き取って、そのサウンドを拡張していくことができるんだ」とコメントしている。

『Orchestras』

2024年4月19日発売 輸入盤 / 配信
https://Bill-Frisell.lnk.to/OrchestrasPR

■収録曲目:
【Disc 1】
1. Nocturne Vulgaire
2. Lush Life
3. Doom
4. Rag
5. Throughout
6. Electricity
7. Sweet Rain
8. Richter 858, No.7
9. Beautiful Dreamer

パーソネル:
ビル・フリゼール(g)、トーマス・モーガン(b)、ルディ・ロイストン(ds)、ブリュッセル・フィルハーモニック(orch)

【Disc 2】
1. Lookout for Hope
2. Levees
3. Strange Meeting
4. Doom
5. Electricity
6. Monica Jane
7. We Shall Overcome

パーソネル:
ビル・フリゼール(g)、トーマス・モーガン(b)、ルディ・ロイストン(ds)、ウンブリア・ジャズ・オーケストラ(orch)

◆ビル・フリゼール オフィシャルサイト

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