「恋する警護24時」クランクアップ。岩本照が笑顔で熱いあいさつ!「僕にとって最高の任務でした」

テレビ朝日系連続ドラマ「恋する警護24時」(土曜午後11:00)が残すところあと2話となり、いよいよ物語が佳境を迎える中、主演の岩本照Snow Man)をはじめ、共演の白石麻衣藤原丈一郎なにわ男子)、溝端淳平がそろってクランクアップを迎えた。

かつて警察官だった父が殺害され、いまだ捕まっていない犯人を追いながら、少数精鋭のボディガード会社「RACCO警備保障」に勤めるボディーガード・北沢辰之助(岩本)が、担当した案件について逆恨みされて命を狙われている可能性がある弁護士・岸村里夏(白石)を24時間警護をすることになり、反目しながらも全力で守っていくことに。2人の距離が次第に縮まりながらも、事件の謎も明らかとなっていく新感覚の考察系アクション・ラブコメディーだ。

2023年12月から撮影がスタートし、冬の寒さが厳しい中でも、熱く撮影に挑み全力で駆け抜けてきた4人。最後のシーンも強風が吹くロケ地で迎えたが、現場には笑顔があふれ、クランクアップの声が掛かると、その場にいるキャスト・スタッフ全員が拍手と歓声を上げた。

初の単独主演で本作に挑んだ岩本は、「不安だったり、分からない部分がたくさんあったんですけれど、思い返してみると皆と笑ったり楽しかった記憶しかなく、途中から『本当に撮影しているのかな?』と思うくらい辰之助という役になじんで、日々を過ごさせてもらいました」と振り返った。加えて、全身全霊で警護という任務を遂行してきた辰之助になぞらえ、「ご縁ですてきな皆さんと出会えて、この作品に携われて本当に僕は幸せです。僕にとっての最高の任務でした!」と熱いあいさつをし、充実した表情を見せた。周囲からは大きな拍手が沸き起こった。

白石もスタッフ・キャストに感謝を述べつつ、「本当に皆さんの温かさを感じ、こんなにすてきなチームと出会ったのは初めてだったので、私も楽しみながら里夏を演じさせていただきました。里夏という役に出会えて本当によかったです」と笑顔で語り、「これからまた私自身も飛躍できるように頑張れたらなと思います。大変な日々も多かったと思うので、皆さんぜひ終わったらゆっくり休んでください。本当にありがとうございました!」と今後の意気込みも交えて、感謝の意を伝えた。

明るく盛り上げてきた藤原は、この日も「2023年12月頃から撮影が始まって、そして年をまたいで皆さんと『あけましておめでとう』としゃべって、そしてその数カ月後には、私事ですけれども僕の誕生日で、また『おめでとう』も言っていただいて。こんなに『おめでとう』を言われる撮影はこれまでになかったです!」と切り出すと、すかさず溝端に「(ありがとう)2回しかない」と突っ込まれ、笑いが起きる場面も。さらに「寒い時期でしたけど、スタッフの皆さんの気持ち、そして辰兄(岩本)の温かいカフェカーだったりラーメンだったり、たくさんの皆さんの温もりのおかげで寒さを越えられました。あらためて皆さん、約3カ月間本当にありがとうございました!」と元気よくあいさつした。

ひと足先に撮影を終えていた溝端は、座長の岩本から花束を贈られると熱いハグを交わし、「漆原(透吾)といういろんな面を持っている役をやらせていただいて、本当に楽しかったです。岩本くんとも初めての共演だったんですけども、最後もがっつりアクションシーンができて、熱い熱いシーンが撮れた気がします」とラストまで全力を尽くしたことを告げ、「後半は“ラブコメ”の部分には全く参加していなかったので、前半とは違う感じでしたけど、とにかく楽しくやりきった感じがします。漆原としても結末がちゃんと達成できたという感じがしているので、今は満足感でいっぱいです」と完全燃焼したことを明かした。

3月2日放送・第8話。辰之助の父親殺し事件の犯人が漆原である決定的証拠を持つ加賀美洋太(山口大地)の警護をすることになった「RACCO警備保障」の原湊(藤原)ら。しかし、なかなか合流場所に加賀美は現れない。すると警察から、加賀美が事故に遭い意識不明の重体であるとの連絡が入る。報告を受けた辰之助と里夏は、漆原が証拠の隠ぺいを図るために起こしたことだと確信。あと一歩というところで証拠を手に入れることができなかった辰之助のことを、里夏は心配する。

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