「サイトの未納料金を支払わなければ裁判に」「スマホのサイバー保険」「年金の払い戻しがある」 相次ぐ特殊詐欺被害…どんな手口が?

特殊詐欺の被害が相次いでいます。鳥取県警は26日だけで3件の詐欺被害を発表しました。それらの手口とは?

鳥取県警によりますと、去年11月から今月22日までの間に、異なる手口の特殊詐欺被害が3件、相次いで発生しました。

去年11月から12月にかけて、県西部に住む50代の男性がネットで知り合った相手から勧められた投資話に乗せられ、およそ34万円をだまし取られる被害に遭いました。

そして県東部では2件、被害が発生しています。

鳥取市に住む40代の女性は、今月1日から3日にかけ、サイトの未納料金を支払わなければ裁判になると言われたほか、スマートフォンのサイバー保険などと称して、合計でおよそ232万円をだまし取られました。

また、八頭郡内の60代の女性は今月22日、年金機構の職員を名乗る男から「年金の払い戻しがある」と言われ、指示通りATMで手続きをしてしまい、およそ99万円をだまし取られています。

警察は「非通知」や見慣れない番号からかかってきた電話には出ないことや、すぐにお金を振り込んだりせず、まずは警察に相談するよう注意を呼び掛けています。

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